グラフ

レコードを集計してグラフや表として表示できます。棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、 クロス集計表(ピボットテーブル)など多様な形式に対応し、複数指標の同時表示やCSVエクスポートも可能です。

グラフの種類

選択できるグラフ種類(17種)

棒グラフ
横棒
積み上げ棒
100%積み上げ
積み上げ横棒
折れ線
曲線
積み上げ面
曲線面
積み上げ曲線面
円グラフ
クロス集計表
種類
棒グラフ(縦・横、集合)
説明
カテゴリごとの値を棒で表示。クロス軸(系列)を指定すると集合(複数の棒を並列)表示
用途
カテゴリ別・系列別の比較
種類
積み上げ棒グラフ(縦・横、100%積み上げも可)
説明
複数の値を積み上げて表示
用途
構成比と合計の同時表示
種類
折れ線 / 曲線グラフ
説明
点を結んだ線(曲線はなめらかに補間)で値を表示
用途
時系列の推移
種類
面グラフ(通常・積み上げ・100%積み上げ・曲線・積み上げ曲線)
説明
塗りつぶされた領域で表示
用途
時系列の累積・構成
種類
円グラフ
説明
扇形で全体に対する割合を表示
用途
内訳の可視化
種類
説明
分類と値を表形式で表示(複数階層では小計付きの階層表)
用途
数値一覧
種類
クロス集計表(ピボット)
説明
2軸(行×列)でのクロス集計
用途
多次元分析

集計方法(メトリック)

  • 件数 — レコード数をカウント
  • 合計 — 指定フィールドの合計
  • 平均 — 指定フィールドの平均
  • 最大 / 最小 — 指定フィールドの最大値・最小値

クロス集計表の例

担当者 × 月 の売上集計

担当者1月2月3月合計
田中500万300万700万1,500万
佐藤200万400万600万1,200万
鈴木300万500万100万900万
合計1,000万1,200万1,400万3,600万

グラフ種類の選び方

グラフの種類は「種類(縦棒グラフ・面グラフなど)」と「表示形式(集合・積み上げ・100%積み上げ)」の 2 段階で選択します。集合(縦棒・横棒)はクロス軸(系列)の指定が任意で、指定しなければ 1 カテゴリ 1 本の棒、指定すると系列ごとの棒が並びます。

設定項目

項目
分類軸(groupBy)
説明
グループ化する主軸フィールド(カテゴリ、担当者、月等)
項目
2次・3次分類
説明
階層的なグループ化(最大3段階)
項目
クロス軸(列)
説明
クロス集計表・積み上げグラフで使用する2つ目の軸。クロス集計表は2次分類と併用して行を2階層(最大3分類)にできます
項目
メトリック
説明
集計方法(件数・合計・平均・最大・最小)
項目
集計フィールド
説明
数値計算の対象(件数以外の場合に必要)
項目
追加メトリック
説明
1つのグラフに複数の集計値を同時表示
項目
フィルター
説明
集計対象レコードを絞り込む条件(すべて満たす / いずれか満たす を選択可能)
項目
日付の粒度
説明
年 / 四半期 / 月 / 週 / 日。日時は時・分 (時間帯)、時刻フィールドは時・分単位で集計可能
項目
会計年度開始月
説明
日付集計の年度基準(1〜12月、日本は通常4月)
項目
ソート
説明
値順 / 分類名順、昇順/降順。分類名順はドロップダウン等の選択型フィールドでは選択肢の定義順(例: 1月→12月)で並びます
項目
表示件数
説明
1〜1000件(デフォルト500件)
項目
空値を除外
説明
未入力レコードを集計から除外(デフォルトON)

複数指標の表示(追加メトリック)

「追加メトリック」を設定すると、1つのグラフに複数の集計値を同時表示できます。

件数と合計金額を同時表示

Q1
Q2
Q3
Q4
件数
合計金額
  • 例: 「件数」と「合計金額」を同じ棒グラフで並べる
  • ピボット表・積み上げ系のグラフでは追加メトリックは使用不可

グラフの保存と管理

グラフタブから直接操作します。設定画面に移動する必要はありません。

操作
ビューとして保存
説明
現在のグラフ設定に名前を付けて新規保存
操作
保存(上書き)
説明
選択中のグラフビューを現在の設定で上書き
操作
名前変更
説明
保存済みグラフの名前を変更
操作
削除
説明
保存済みグラフを削除
操作
複製
説明
選択中のグラフをコピーして新しいグラフを作成
操作
並べ替え・削除
説明
「設定 > ビュー」で他のビューと同じ一覧から操作(並び順はビューセレクタと共通)

グラフの保存・編集・削除はアプリ管理者のみが実行できます。一般メンバーはグラフの閲覧と切り替えのみ可能です。

ドリルダウン

グラフの要素をクリックすると、その条件で絞り込まれたレコード一覧に遷移します。 例えば「受注」の棒をクリックすると、ステータスが「受注」のレコードだけが表示されます。

  • 日付の分類軸では、月や週などの粒度に応じた期間で絞り込まれます(例: 「2026-07」の棒 → 7月のレコード一覧)
  • クロス集計表はセル・行合計・列合計のクリックに対応し、行×列の条件で絞り込まれます
  • 積み上げグラフはセグメント単位(分類×系列)で絞り込まれます

系列数と「その他」への集約

円グラフのスライスと積み上げグラフの系列(クロス軸の内訳)は最大 8 件まで色分け表示され、 超過分は自動的に「その他」1 件に集約されます(グレー表示)。色数を増やしすぎると 系列同士の区別がつかなくなるための仕様です。すべての内訳を確認したい場合は 表・クロス集計表タイプ、または CSV / Excel 書き出しを使用してください。

凡例による系列の表示/非表示

積み上げグラフ・複数メトリックのグラフ・円グラフでは、凡例の項目をクリックすると その系列(カテゴリ)の表示/非表示を切り替えられます。もう一度クリックすると再表示されます。

一覧からの集計(グラフで集計)

レコード一覧の「グラフで集計」ボタンを押すと、現在の絞り込み条件を引き継いだままグラフ画面に移動します。 また、グラフ画面の新規作成時には、アプリのフィールド構成から定番の集計候補を提案する 「おすすめグラフ」が表示され、1クリックで集計を始められます。

CSV / Excel エクスポート

集計結果をCSV形式でダウンロードできます。クロス集計表は Excel(.xlsx)形式でも書き出せます。 Excelや他のツールでのさらなる分析に利用できます。

レコード一覧からの閲覧

保存したグラフはレコード一覧画面のビューセレクタにも表示され、一覧・カレンダー・カンバンなどと 同じ操作でグラフ表示に切り替えられます。グラフの要素をクリックすると、該当レコードの一覧に 切り替わります(ドリルダウン)。集計条件の編集はグラフタブで行います。

ポータルへの埋め込み

保存したグラフはホームのポータルにウィジェットとして配置できます。 毎日確認する重要指標をポータルに並べてダッシュボード化する使い方が便利です。

ヒント

  • 空値除外オプションで「未入力」項目を除いた正確な集計ができます
  • 会計年度開始月を設定すると、日本の年度(4月〜3月)での集計ができます
  • 階層的な分類軸(2次・3次)で、より詳細なドリルダウン分析ができます
  • 積み上げグラフは合計と構成比の両方を把握でき、100%積み上げは構成比の比較に特化しています