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クイックスタート: お問い合わせ管理

このガイドでは「お問い合わせ管理」アプリを作り、社外の人がフォームから送ったお問い合わせが、 そのまま担当者と対応状況つきの一覧に届くところまでを体験します。所要時間は約 15 分です。

画像をタップ (クリック) すると、拡大して見られます。

これまで

メールで届いたお問い合わせを表計算ソフトに書き写し、誰が対応しているかはメールのやりとりをたどって確かめる。

Raxel では

フォームの送信がそのまま 1 件のデータになり、届いたことが通知される。担当者と対応状況は一覧で全員が共有できる。

お問い合わせ管理の一覧。対応状況と担当者の列がある
完成イメージ: フォームから届いたお問い合わせが一覧に並び、対応状況と担当者で管理できます。

始める前に

確かめること
権限
内容
アプリを作成できる権限が必要です。管理者は持っています。
確かめること
プラン
内容
手順 4 からの「公開フォーム」はスタンダードの機能です (試用期間中も使えます)。 ライトでは、手順 3 までの社内での管理を体験できます。
確かめること
用意するもの
内容
社外の人としてフォームを送るために、ブラウザのシークレットウィンドウ (プライベートウィンドウ)、 またはスマートフォンを使います。

社内で使う「お問い合わせ管理」を作る

1アプリを作る

アプリ一覧の「アプリを作成」をクリックします。開いた画面の「はじめから作成」を選び、 「アプリ名」に「お問い合わせ管理」と入力して「作成する」をクリックします。 アイコンや色は後からでも変えられます。

アプリ一覧の右上の「アプリを作成」ボタン
アプリ一覧の右上の「アプリを作成」をクリックします。
アプリを作成の画面の「はじめから作成」
「はじめから作成」を選びます。
アプリ名を入力して「作成する」を押す画面
アプリ名を入力して「作成する」をクリックします。

作成すると「フォーム設定」の画面が開きます。ここで、記録する項目 (フィールド) を並べます。

2記録する項目を並べる

左の「フィールド」の一覧から、項目の種類をフォームへドラッグして置きます。 置いた項目は右の「フィールド設定」に開くので、「フィールド名」を書き換え、必要なら「必須」をオンにします。

左のフィールドの一覧の「テキスト」を、フォームの枠へドラッグする
左の一覧の種類 (ここでは「テキスト」) を、フォームの枠へドラッグして置きます。
右のフィールド設定で、フィールド名と必須を設定する
置いた項目は右の「フィールド設定」で、名前と「必須」を設定します。

次の 8 つを、表の「行」のとおりに 5 行に並べましょう。上から「誰から」「連絡先」「分類」「内容」「社内の対応」の順です。

フィールド名
お名前
種類
テキスト
行
1 行目・左
幅
50%
設定
必須: オン
フィールド名
会社名
種類
テキスト
行
1 行目・右
幅
50%
設定
—
フィールド名
メールアドレス
種類
リンク
行
2 行目・左
幅
50%
設定
入力値の種類: メールアドレス / 必須: オン
フィールド名
電話番号
種類
リンク
行
2 行目・右
幅
50%
設定
入力値の種類: 電話番号
フィールド名
お問い合わせ種別
種類
ラジオボタン
行
3 行目
幅
50%
設定
選択肢: 製品について / 見積もり / その他
フィールド名
お問い合わせ内容
種類
文字列(複数行)
行
4 行目
幅
100% (そのまま)
設定
必須: オン
フィールド名
対応状況
種類
ドロップダウン
行
5 行目・左
幅
33%
設定
選択肢: 対応中 / 完了
フィールド名
担当者
種類
ユーザー選択
行
5 行目・右
幅
33%
設定
—

項目を横に並べる操作と幅の決め方は、次の 3 つです。ほかの業務のクイックスタートでも同じ操作で並べます。

  • 同じ行の 2 つ目からは、置いてある項目の右へドラッグして並べます。置いてある項目のカードの右半分 (縦の真ん中のあたり) で離すと、その右に同じ行で入ります。 1 行に 1 つだけの項目の右へ置くと、2 つとも 50% の幅になります。
  • 行の頭の項目は、前の行の項目のカードの下の端へドラッグすると、その下に新しい行で入ります。カードの真ん中で離すと横に入るので、下の端を狙います。
  • 幅は、項目を選んで右の「フィールド設定」の「幅」のボタンで、同じ行の左の項目から順に決めます。左の項目を狭くしてから右の項目を決めます (右の項目を先に広げようとしても、同じ行に空きが無いと広がりません)。
会社名にするテキストを、置いてあるお名前のカードの右半分へドラッグしているところ
① 会社名は、お名前のカードの右半分へドラッグします。お名前の右に同じ行で入ります。
メールアドレスにするリンクを、1 行目のカードの下の端へドラッグしているところ
② メールアドレスは、1 行目 (お名前) のカードの下の端へドラッグします。その下に新しい行で入ります。
対応状況を選び、フィールド設定の幅で 33% を押すところ
③ 対応状況を選び、「フィールド設定」の「幅」で「33%」を押します。続けて担当者も 33% にします。
  • ラジオボタンとドロップダウンには、最初から「選択肢1」が 1 つ入っています。これを書き換え、足りない分は「選択肢」の下の「追加」で欄を増やして入力します。
  • リンクの「入力値の種類」は、メールアドレスなら「メールアドレス」、電話番号なら「電話番号」を選びます。
  • 「対応状況」は空欄のままのものを「まだ誰も手を付けていない新着」として扱います。だから選択肢は「対応中」「完了」の 2 つで足ります。
  • 「お問い合わせ内容」のように自由に書く項目は、幅を 100% のまま 1 行に 1 つだけ置きます。
  • 「フィールドコード」は自動で付くので、変えなくてかまいません。
  • 画面の幅が狭いと、左の一覧は閉じています。そのときは左上の「フィールド」で一覧を開いてからドラッグしてください。
リンクの「入力値の種類」でメールアドレスを選ぶ
メールアドレスの項目は、リンクの「入力値の種類」で「メールアドレス」を選びます。
ラジオボタンの選択肢を入力し、「追加」で欄を増やす
選択肢は「追加」で欄を増やして入力します。
8 つの項目を 5 行に並べ終えたフォーム
8 つの項目を 5 行に並べ終えたところです。
AI で短縮する — 契約後は、手順 1〜2 を「AIでアプリを作成」で短縮できます。作りたいアプリを文章で伝えると、AI が項目の構成を提案します。 AI クレジットを使うため、試用期間中は使えません (クレジットは初回の有料契約で付与されます)。 詳しくは「AIでアプリを作成」と 「契約管理」を参照してください。

3運用環境に適用して、アプリを公開する

並べた項目は、次の 3 つの操作で使える状態になります。

操作
画面上部の「下書き保存」
意味
並べた項目を、途中の状態として保存します。
操作
「運用環境に適用」→ 確認の「運用環境に適用」
意味
下書きのフォームを、実際に使うフォームとして確定します。
操作
上部の帯の「公開する」→ 確認の「公開する」
意味
アプリを公開し、データ (レコード) を登録できるようにします。新しく作ったアプリで 1 回だけ行います。
画面上部の「下書き保存」と「運用環境に適用」
「下書き保存」の後、「運用環境に適用」をクリックします。

作ったばかりのアプリは「下書き」で、上部に「このアプリは下書きです。公開するとレコードを作成できるようになります。」と表示されます。 公開すると、この表示が消えて「レコード」タブが現れます。

下書きの帯の右の「公開する」
上部の帯の「公開する」をクリックして、アプリを公開します。

ここまでで、社内で使うお問い合わせ管理は完成です。「レコード」タブの「レコードを追加」から、電話で受けたお問い合わせを手で登録することもできます。 次は、社外の人がフォームから直接送れるようにします。

社外からお問い合わせを受け付ける

4公開フォームを使えるようにする

アプリの「設定」タブを開き、タブの並びの後ろのほうにある「拡張機能」を開きます。 「外部への公開・配信」の「公開フォーム」のスイッチをオンにします (保存ボタンはありません。オンにした時点で保存されます)。 設定のタブに「公開フォーム」が加わります。

拡張機能の「公開フォーム」のスイッチ
「外部への公開・配信」の「公開フォーム」のスイッチをオンにします。
ライトでは「公開フォーム」のスイッチが灰色で、「スタンダード」の印が付いています。

5公開フォームを作る

「公開フォーム」タブを開き、「新規作成」をクリックします。「フォーム名」に「お問い合わせフォーム」と入力し、 「公開する」はオンのままにします。

「送信可能なフィールド」には、最初はすべての項目にチェックが入っています。「対応状況」と「担当者」のチェックを外してから、「作成」をクリックします。

送信可能なフィールドで、対応状況と担当者のチェックを外した公開フォームの作成画面
「対応状況」と「担当者」のチェックを外して、「作成」をクリックします。
  • 対応状況と担当者は社内で決めるものなので、社外の人には見せません。
  • フォームに載せなかった項目は、空欄のまま届きます。届いたお問い合わせの「対応状況」が空欄なのは、このためです。

6届いたら気づけるようにする (通知)

「設定」の「通知」タブを開き、「イベント通知」の「通知ルールを追加」をクリックします。 「トリガー」が「レコード追加時」になっていることを確かめます (最初からこの値です)。「通知先」の「+ 通知先を選択」から「メンバー」タブで自分を選び、「追加」をクリックします。 最後に、画面の下に出る「保存」をクリックします。

トリガーが「レコード追加時」、通知先に自分を選んだ通知ルール
トリガーは「レコード追加時」、通知先は自分。画面の下の「保存」で保存します。
ベルを開いたときの一覧に出るのは、メンションや自分の担当など「自分宛」の通知です。通知ルールで届く通知は、通知の画面の「すべて」のタブで確かめます。 また、通知先の「レコード作成者」は選びません。フォームから届いたお問い合わせには、作成者 (ログインしている人) がいないためです。 社内でお問い合わせを受ける人やグループを、名前で選んでください。

7社外の人としてフォームを送ってみる

「公開フォーム」タブに戻ると、作ったフォームのカードに URL が表示されています。URL の右のコピーのボタン (「URLをコピー」) で URL をコピーし、 シークレットウィンドウ (またはスマートフォン) で開きます。ログインしていない人が見る画面です。

公開フォームのカードの、URL の右のコピーのボタン
URL の右のボタンで、フォームの URL をコピーします。

お名前・メールアドレス・お問い合わせ内容などを入力して「入力内容を確認」をクリックし、確認の画面で「送信」をクリックします。 「送信が完了しました」と表示されれば完了です。

スマートフォンで開いた公開フォームに入力したところ
① 入力して「入力内容を確認」
公開フォームの確認の画面
② 確認の画面で「送信」
公開フォームの送信完了の画面
③ 送信が完了しました

8届いたお問い合わせを確かめる

元のウィンドウに戻り、画面右上のベルをクリックして「すべて表示」を開きます。通知の画面の「すべて」のタブに、 お問い合わせが届いたことが表示されています (届くまで数秒かかることがあります)。 通知を開くか、アプリの「レコード」タブを開くと、送ったお問い合わせが 1 件のレコードとして登録されています。

通知の画面の「すべて」のタブに、公開フォームからの追加の通知が並ぶ
通知の画面の「すべて」のタブに、「公開フォーム がレコードを追加しました」が届きます。

レコードを開くと、作成者の欄に「公開フォーム」と表示されます。社外から届いたものだと一目で分かります。 「対応状況」と「担当者」は、フォームに載せていないので空欄です。

レコードの詳細の「作成者: 公開フォーム」
作成者の欄に「公開フォーム」と表示されます。

9担当を決めて対応する

一覧でレコードを開くには、行の左の番号をクリックします (名前などの欄をクリックすると、その場で値を直す操作になります)。 届いたレコードを開いて「編集」をクリックし、「担当者」に自分を、「対応状況」に「対応中」を選んで保存します。 対応が終わったら、「対応状況」を「完了」に変えます。

編集の画面で、対応状況に「対応中」、担当者に自分を選ぶ
「対応状況」と「担当者」を選んで保存します。

一覧では「対応状況」「担当者」の列で並べ替え・絞り込みができます。 「対応状況」が空欄のものが、まだ誰も手を付けていない新着のお問い合わせです。

対応状況と担当者が入ったお問い合わせの一覧
対応状況が空欄の行 (鈴木 一郎) が、まだ手を付けていない新着です。

これで、受け付けから対応までが 1 つのアプリでつながりました。お問い合わせを書き写す手間がなくなり、誰が・どこまで対応したかを全員が同じ一覧で確かめられます。

このガイドの手順 1〜9 を終えたときと同じアプリが、アプリストアのサンプルアプリ「お問い合わせ管理」に入っています。 項目の並び・公開フォーム「お問い合わせフォーム」・レコード追加の通知が手順どおりに設定され、見本のお問い合わせが 3 件入ります。 入れた直後に社外へ何も出ないよう、公開フォームは公開していません — 使うときは「公開フォーム」タブで公開してください。 届いたことは入れた人に通知します。担当の人に知らせるときは、「通知」の設定で通知先を選び直してください。
アプリストアで完成形を入れて見比べる

次にやる

このお問い合わせ管理を育てるときは、次の説明も参照してください: