レコードの更新やワークフローの変化をメンバーに自動通知できます。 リマインダー機能を使えば、期限前の事前通知も設定可能です。
アプリ設定 → 「通知」タブの「イベント通知」セクションで、レコードの追加・編集・削除・コメント・ステータス変更をきっかけに、 どのタイミングで誰に通知を送るかを定義します。
イベント通知の設定画面
トリガー
通知先
条件(オプション)
| トリガー | アイコン | 説明 |
|---|---|---|
| レコード追加時 | 新しいレコードが作成されたとき | |
| レコード編集時 | 既存のレコードが更新されたとき | |
| コメント追加時 | レコードにコメントが投稿されたとき | |
| ステータス変更時 | ワークフローのステータスが変更されたとき(「対象ステータス」で通知するステータスを絞り込み可能。未選択の場合はすべてのステータス変更が対象) | |
| レコード削除時 | レコードがゴミ箱へ移動されたとき(条件・本文・通知先は削除直前の値で判定。「レコード更新者」は削除前に最後に編集した人です。ゴミ箱からの完全削除では通知されません。通知をクリックするとゴミ箱が開きます) |
| 通知先 | 説明 |
|---|---|
| レコード作成者 | レコードを作成したユーザーに自動通知 |
| レコード更新者 | レコードを最後に更新したユーザーに自動通知 |
| フィールド値のユーザー | ユーザー選択フィールドで指定されたユーザーに通知 |
| 特定のユーザー | ユーザーを直接選択して指定 |
| 組織 | 指定した組織の全メンバーに通知 |
| グループ | 指定したグループの全メンバーに通知 |
自分自身の操作による通知は送信されません(例: 自分でレコードを追加した場合、通知先に自分が含まれていても自分には届きません)。 このため、トリガーの操作者と通知先が必ず同一人物になる組み合わせ (「レコード追加時 × レコード作成者・更新者」「レコード編集時 × レコード更新者」)は、画面からの操作では通知が送信されません。 設定画面でもこの組み合わせを選ぶと注意が表示されます。 なお、データパイプラインなどの自動処理によるレコード作成・更新では操作者の除外が働かないため、これらの組み合わせでも通知されます。
ルールに条件を付けると、条件に一致するレコードだけを通知の対象にできます。 画面からフィールド・演算子・値を選んで直接追加・編集できます (以前は AI アシスタントや MCP から設定するしかなく、画面では内容の確認と削除しかできませんでした)。
ルールごとに通知の本文を書けます。空欄のままにすると既定の文言(「〇〇がレコードを更新しました」など、受信者の言語で表示)が使われます。本文を入力すると、その文がそのまま通知の本文になり、{{フィールドコード}} の形でレコードの値を差し込めます。
{{employee}} さんの残業が {{overtime_minutes}} です → 「山田 太郎 さんの残業が 45:00 です」(フィールドコードが日本語なら {{従業員}} のようにも書けます){{ と入力すると候補の一覧が開き、選ぶとチップが挿入されます(「+ 変数」ボタンからも挿入できます)。フィールドコードを調べに行く必要はありません。置き換えられない変数を書いてしまった場合はその場で警告が表示されます{{app.name}}(アプリ名) / {{record.number}}(レコード番号) / {{actor.name}}(操作した人){{...}} のまま通知に出ます(文が欠けるより、直すべき箇所が分かるようにしています)45:00、単位や桁区切りの設定も反映されます)日付・日時フィールドを基準に、事前通知(リマインダー)を設定できます。期限管理やスケジュール管理に便利です。
リマインダーの設定
基準フィールド
通知タイミング:
通知先
条件(オプション)
完了していないレコードのみリマインダーを送信
範囲型フィールド(基準タイプが日付・日時のもの)も基準フィールドに選べます。基準フィールドの選択肢に「〇〇 (開始)」「〇〇 (終了)」の2つが並び、期間の始まりと終わりのどちらを基準に通知するかを選べます。終了未定(開区間)のレコードは、終了基準のリマインダーでは通知されません(基準日の値が無いため)。時刻・数値基準の範囲型フィールドは基準「日」にならないため対象外です。
イベント通知の条件(前掲)で範囲型フィールドを参照する場合も、同じ考え方で「本体」「(開始)」「(終了)」の3つの候補から選べます。詳しくは範囲フィールドのマニュアルを参照してください。
イベント通知やリマインダーは「レコードが存在する(追加された・期限が近づいた)」ことをきっかけに送られますが、 未登録チェックは逆に「条件に合うレコードが存在しない」ことを検知して通知します。 打刻漏れ・日報の未提出のように、本来は毎日 1 件あるはずのレコードが無いことに能動的に気づきたい場合に使います。 アプリ設定 →「通知」タブの 3 番目のセクションにあります。
未登録チェックの設定画面
いつ・誰について発生するか
どのレコードを探すか
いつ知らせるか
「本来レコードがあるはずの日」を発生と呼びます。未登録チェックは、この発生に対応するレコードが あるかどうかを見ます。発生の決め方はスケジュール起票と同じ設定ブロックなので、片方を覚えればもう片方も設定できます。
基準にする日付フィールドを 1 つ指定し(日時フィールドは指定できません)、対象を表す項目で「発生の対象」と「このアプリのどの項目」を結び付けるかを決めます。 日付フィールドが「いつのレコードか」を、対象を表す項目が「誰(何)のレコードか」を決め、 2 つそろって初めて 1 件のレコードを特定できます。
| 対象を表す項目 | 判定のしかた |
|---|---|
| 未選択(全体で確認) | 発生日のレコードが1 件もなければ通知(例: 今日はまだ日報が 1 件も無い) |
| メンバー = 担当者の項目 | 発生の対象のメンバーごとに、その項目にそのメンバーが入ったレコードの有無を判定し、登録していない人だけを特定して通知(例: 今日まだ打刻していない人を洗い出す) |
| 参照先アプリの項目 = このアプリの項目 | 発生を生んだレコードごとに判定します(例: シフト表の担当者 = 勤怠の従業員)。相手が単一選択のユーザー選択フィールドなら氏名で名指しし、それ以外(設備コード・店舗など)は表示名(ラベル)で一覧にして固定宛先へ通知します |
発生の対象がメンバー・グループ・組織のとき、相手には単一選択のユーザー選択フィールドのみ指定できます (複数選択のユーザー選択フィールドは対象外)。発生の対象がアプリのレコードのときは、 そのアプリの項目どうしを結び付けます。 いずれの場合も、対象を表す項目を使うには発生の対象を選んでおく必要があります (未選択のまま使うと、対象が何人いてもその日のレコードが 1 件あれば全員分が満たされたことになります)。
基準タイプが日付の範囲型フィールドも日付フィールドとして指定できます。この場合「登録あり」は、値が発生日と一致することではなく、レコードの範囲が発生日の期間と重なっていることで判定されます。終了未定(開区間)のレコードは開始日以降ずっと「登録あり」として扱われます。
発生源の設定に、任意で「休業期間で除外」を指定できます。 休業期間を記録するアプリ(日付・日時を基準にした範囲型フィールドを持つもの)を選ぶと、発生日がどれかの行の期間に含まれる日はチェック自体が行われません(通知は出ません)。 「9/1〜9/7 は改装工事で休業」のような臨時休業を、休日カレンダーとは別に一時的に登録して除外したい場合に使います。
発生した日にすぐ通知すると「まだ入力していないだけ」を叩いてしまいます。猶予は 「発生日から最短どれだけ / 最長どれだけ経った発生を確認するか」を指定します(0 = 当日)。 単位は暦日か営業日から選べ、営業日はアプリの休日カレンダー(アプリ設定 →「休日カレンダー」。未設定時はテナント既定)を基準に数えます。
| 猶予の指定 | 確認する発生 |
|---|---|
| 0 〜 0 暦日 | 当日分(チェックの予定日と同じ日付の発生) |
| 1 〜 1 暦日 | 前日分 |
| 1 〜 1 営業日 | 前営業日分(土日・祝日をまたいでも正しく遡ります) |
| 0 〜 6 暦日 | 直近 7 日間(6 日前〜当日)のいずれかにレコードがあるかを判定 |
| 3 〜 3 営業日 | 3 営業日待ってから、その日の分だけを確認 |
猶予の幅を広げると、確認する発生が「対象の人数 × 日数」で増えます。上限を超えると判定の代わりに設定エラー通知が届くので、 広い窓が必要な場合は発生の対象を絞ってください。
対象メンバーが 0 名(発生の対象の指定漏れなど)、判定対象の人数が上限を超えている、営業日が見つからない、といった設定エラーが起きた場合は、 通常の判定結果の代わりに固定宛先へ「設定を確認してください」という通知が届きます。
未登録チェックは AI エージェント連携 (MCP) からも設定できます (settings:notifications を許可したトークンが必要です)。 AI から設定する場合も、画面と同じ保存前の検証(通知先が必須・発生する日が猶予窓に入るか)を通ります。
ポータルの「打刻ボタン」レシピと組み合わせて、その日まだ打刻していないメンバーを毎朝洗い出します。
前営業日分の日報がまだ出ていないメンバーを、まとめて 1 通の通知で担当者に知らせます。
全員一律の休日カレンダーでは表せない職場(シフト制・交代制)で、シフトが入っている日だけ打刻を確認します。 「休みだから除外する」という差し引きが要らないのが要点です — シフトが登録されていない日はそもそも発生しないためです。
この構成はアプリストアのパッケージ「勤怠」に最初から組み込まれています(日次勤怠の 2 本目の未登録チェック)。 1 本目の「平日の未打刻チェック」が暦(営業日)ベース、2 本目がシフトベースで、同じ機能の 2 つの使い分けをそのまま比べられます。
同じ日を 2 本のルールが見ると、通知は重なります(ルールをまたいだ重複の抑止はありません)。 比べ終えたら、自社の働き方に合うほうだけを残してもう一方を無効にしてください。 シフト表を使わない場合、シフトベースのルールは発生そのものが作られないため通知は届きません。
働き方が人によって違う職場で、その人の勤務区分が休みと決めている曜日には通知しないようにします。 全員一律の休日カレンダーでは「本社は水曜が出勤日、水曜定休の店舗は休み」を同時に表せないため、 水曜定休の店舗スタッフにも毎週「打刻がありません」が飛んでしまう、という状況への対処です。ルールは 1 本のままで、区分ごとに分ける必要はありません。
1(日曜)〜 7(土曜)にする — 勤務区分マスタから自動で入るようにしておくと、区分を直せば全員に反映されます「休みの曜日」を指定しない場合は、これまでと何も変わりません(曜日による除外は行われません)。 項目が空欄の人も同様に除外されないので、一部の社員だけ設定する運用もできます。 指定した項目が後から削除された場合は参照が解除され(アプリ設定の履歴に残ります)、除外なしの状態に戻ります。
休暇の扱いはこの設定の対象外です。有給や欠勤は申請が承認された時点で勤怠アプリに行が作られるため、 レコードが存在することで自動的に「登録済み」と見なされます。曜日の設定に休暇を足す必要はありません。
この構成もアプリストアのパッケージ「勤怠」に組み込まれています(1 本目の「平日の未打刻チェック」)。 店舗日勤の社員は水曜に通知が飛ばないことを、導入直後のサンプルデータで確認できます。
「不存在」を可視化したい場合はマトリクスビュー(記録の無い日をハイライト表示する一覧)、 「不存在」を能動的に検知して通知したい場合はこの未登録チェックが対になる機能です。両方を組み合わせると、日々の確認はマトリクスビューで、見落とし防止は未登録チェックの通知で、と役割分担できます。
通知設定画面のツールバーにある「AI アシスタント」ボタンから、日本語の指示だけでイベント通知とリマインダーの設定案を AI に作らせられます。 まっさらな状態からの新規作成だけでなく、既存の設定への追加・変更を指示することもできます。
管理者が設定するルールとは別に、各ユーザーが自分だけの通知条件を設定できます。通知設定画面の下部にあります。 イベント通知と同様に、自分自身の操作では通知されません(他のメンバーが条件に一致するレコードを操作したときに通知されます)。
個人通知条件
自分の通知条件
ステータス = 承認待ち の場合
画面右上のベルアイコンに未読通知の件数がバッジで表示されます。クリックすると最新の通知がポップオーバーで表示されます。
ヘッダーの通知
レコード #15 が更新されました
10分前
田中太郎さんがコメントしました
1時間前
ステータスが「承認待ち」に変更
昨日
「すべて表示」をクリックするか、ナビゲーションから通知一覧画面を開きます。検索・フィルタ・ブックマークなどの詳細な管理ができます。
通知一覧
レコード #15 が更新されました
田中太郎さんがコメントしました: 「確認しました」
@あなた 宛のメンションがあります
レコード #8 のステータスが「承認待ち」に変更されました
レコード #22 の期限が明日です
| 種類 | アイコン | 説明 |
|---|---|---|
| レコード更新 | レコードの追加・編集 | |
| コメント | コメントの投稿 | |
| メンション | コメントで@メンションされた場合 | |
| ワークフロー | ステータスの変更 | |
| リマインダー | 期限の事前通知 | |
| 未登録チェック | 条件に合うレコードが存在しないことの検知結果。クリックするとアプリのレコード一覧に移動します(判定結果の通知のため、特定のレコードには紐づきません) |
| 操作 | 説明 |
|---|---|
既読/未読 | 通知の既読状態を切り替え |
ブックマーク | 重要な通知にブックマークを付けて後で確認 |
削除 | 不要な通知を削除 |
キーワード検索 | 通知の内容をキーワードで検索 |
フィルタ | 種類・未読・ブックマークで絞り込み |
同じレコードへの通知は自動的にグループ化され、「もっと見る」で展開できます。
通知一覧画面の設定パネルで、受信する通知の種類をON/OFFで切り替えられます。
通知の受信設定
受信する通知
未登録チェックには独立した ON/OFF はなく、「リマインダー」の設定に相乗りします(OFF にすると未登録チェックの通知もアプリ内・メールとも届かなくなります)。
ブラウザのデスクトップ通知に対応しています。新しい未読通知が届くと、ブラウザがバックグラウンドでもデスクトップに通知が表示されます。
アプリ内通知と合わせて、メールでも通知を受け取れます。受信 ON/OFF と配信方式は個人設定から変更できます。詳細は「個人設定 → メール通知」のドキュメントを参照してください。