メールボックスはメール共有機能の単位です。1 つのメールアドレス (例: support@example.com) に対して 1 つのメールボックスを作成し、そこにチームメンバーを追加して共同作業します。
⚠ 個人メーラー用途ではありません
メール共有は info@ や support@ のようにチームで 1 つのメールアドレスを共同運用するための機能です。 受信メールはメールボックス内のメンバー全員に共有され、誰が読んだ・誰が対応中かを把握しながら チーム対応します。1 人で個人メールを送受信する用途には設計されていません (個人用には Gmail / Outlook 等の通常 MUA をご利用ください)。
support@example.com)。認証した アカウント自身を接続したい場合は、誤接続防止のために確認チェックボックスにチェックを入れる必要がありますOAuth 連携で承認するのはあくまで「そのアカウントの所有者」です。別のユーザーが メールボックスのオーナーになる場合は、そのユーザー自身が OAuth を通す必要があります。
メールボックス作成時、または設定タブからあとで、指定した期間 さかのぼって過去メールを取り込む機能です。Raxel 導入前にやり取りしていた メールも、サービスを使い始めたその日から共有受信箱に取り込んで管理できます。 Gmail / Microsoft 365 / IMAP のすべてで動作します。
「最初は 30 日でよかったが、もっと過去まで取り込みたくなった」という 場面では、設定タブの「過去メールの取り込み」セクションから再実行できます。
Microsoft 365 アカウントから接続するときは、用途に応じて 2 通りのアドレスを 指定できます。どちらを指定しても Raxel のチーム機能 (メンバー / 担当者 / SLA / ラベル / ルール / テンプレート 等) は同じに動作します。
support@example.com) を指定。事前に管理者が当該ユーザーに Full Access 権限を付与しておく必要がありますどちらを指定したかは Raxel が接続時に自動判別するので、UI 操作上の違いはありません。 共有メールボックスを指定したのに権限が無い場合は、設定画面に「接続できません」と 警告が出ます (詳細は次節「接続前検証と警告」)。
作成ボタンを押すと、Raxel は実際にメールボックスへの読み書きが できるかを事前に確認します。確認に失敗するとメールボックスは 作成されず、画面にエラー内容が表示されます。
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 「メールボックスが見つかりません」 | 入力したアドレスが存在しない、または認証したアカウントのテナントと違う | アドレスのスペル・同じ Microsoft 365 / Google Workspace テナントかを確認 |
| 「アクセス権がありません」 | 共有メールボックスへの Full Access 権限が無い | 管理者に Full Access 権限の付与を依頼してから再試行 |
| 「認証に失敗しました」 | OAuth トークンが古い / 認可が取り消されている | 設定画面の「再接続」ボタンで OAuth をやり直す (新規メールボックスは作成されず、既存メールボックスのトークンが更新される) |
| 「一時的なエラー」 | Gmail / Microsoft 側の一時障害 | 数分〜十数分待ってから再試行 |
作成は可能だが事前に注意が必要なケースでは、確認画面が表示されます。「了承して メールボックスを作成」を押すと作成が進み、「取り消す」を押すと入力画面に戻ります。
Gmail / Microsoft 365 を使う場合は OAuth で接続するのが推奨ですが、独自ドメインの IMAP サーバや、その他のメールサービスは「その他 (IMAP / SMTP)」から接続します。
| プロバイダ | IMAP host / port / 暗号化 | SMTP host / port / 暗号化 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Gmail | imap.gmail.com / 993 / SSL/TLS | smtp.gmail.com / 587 / STARTTLS | 2 段階認証 + App Password 必須 (通常パスワードでは接続不可) |
| Yahoo!メール (Japan) | imap.mail.yahoo.co.jp / 993 / SSL/TLS | smtp.mail.yahoo.co.jp / 465 / SSL/TLS | アプリパスワード必要 |
| iCloud Mail | imap.mail.me.com / 993 / SSL/TLS | smtp.mail.me.com / 587 / STARTTLS | App-specific password 必要 |
| Fastmail | imap.fastmail.com / 993 / SSL/TLS | smtp.fastmail.com / 465 / SSL/TLS | アプリパスワード必要 |
| 独自ドメイン (XSERVER / さくら 等) | 各社の管理画面で確認 | 各社の管理画面で確認 | 多くは 993 SSL/TLS + 465/587 |
imap.gmail.com / 993 / SSL/TLSsmtp.gmail.com / 587 / STARTTLSimap.mail.yahoo.co.jp / 993 / SSL/TLSsmtp.mail.yahoo.co.jp / 465 / SSL/TLSimap.mail.me.com / 993 / SSL/TLSsmtp.mail.me.com / 587 / STARTTLSimap.fastmail.com / 993 / SSL/TLSsmtp.fastmail.com / 465 / SSL/TLS993 SSL/TLS + 465/587ポート番号と暗号化方式の組み合わせは大体決まっています。
SSL/TLSSTARTTLSRaxel はSSL/TLS または STARTTLS のみを許可します (平文 IMAP/SMTP は不可)。
Raxel から送信したメールを、メールサーバー側の送信済みフォルダにも保存できます (IMAP 接続のみ)。他のメールソフトや Web メールから見ても送信の記録が残ります。 設定タブの「送信控えの保存」で変更できます。
保存に失敗しても送信自体は成功します (送信済みフォルダが見つからない サーバーでは保存されません)。Raxel 内の送信記録はこの設定に関係なく常に残ります。
Raxel) →「作成」注意: Google Workspace で「安全性の低いアプリ」を組織管理者がブロック している場合、App Password が発行できないことがあります。個人 Gmail アカウントなら 通常は問題ありません。
| エラー表示 | 原因の可能性 | 対処 |
|---|---|---|
| 認証エラー | パスワードが間違っている / 通常パスワードを入れている | App Password を再発行して入力。スペース無しで貼り付ける |
| 接続エラー (host に到達できない) | host / port のスペル違い / プロバイダ側で IMAP が無効化されている | host を再確認。Google Workspace 管理者なら IMAP アクセス許可も確認 |
| 「内部ネットワークへの接続はできません」 | localhost や社内 LAN 内 (プライベート IP) のサーバを指定している | セキュリティ上、外部公開された IMAP サーバのみ接続できます。プロバイダの正規 IMAP host を指定してください |
メールボックスの表示名 (sidebar や設定画面に出る名前) は、設定 →「接続」タブの表示名欄の鉛筆アイコンから変更できます。保存すると左サイドバーと 内部ナビ rail の表示も即時に更新されます。表示名の変更にはオーナー権限が必要です。
メールボックス設定 →「接続」タブの「自動 Cc」「自動 Bcc」欄に登録したアドレスは、このメールボックスからの返信・転送・新規メールのすべての送信で自動的に Cc / Bcc に追加されます (オーナーのみ設定可)。Cc / Bcc それぞれカンマ区切りで最大 5 件、空欄で無効化、重複は自動で除外されます。
新規メール作成・返信・転送の各フォームには、本文の右下にある 「Aa」アイコンから「HTML / プレーンテキスト」を切り替えるボタンがあります。プレーンテキストモードでは書式 (太字・色・リンクなど) は無効化され、入力した文字がそのまま text/plain として送信されます。
メールボックス全体で HTML を使わない運用にしたい場合は、設定 →「接続」タブの 「HTML メールを有効にする」トグルをオフにします (オーナーのみ)。オフの間は: 各送信フォームの編集領域がテキストエリア化され HTML 切替ボタンも非表示、メールテンプレートの編集もプレーンテキスト固定、送信時は常に text/plain のみ。社内ルールで HTML メールを禁止するチームや、シンプルな書式で運用したいヘルプデスク向けの設定です。
返信フォーム・新規メールフォームの「✨ AI」ボタンと、スレッド詳細画面の「AI で要約」ボタンを、メールボックス単位で有効 / 無効に切り替えられます。設定 →「接続」タブの 「AI アシスタント」トグルで操作します (オーナーのみ)。
メールボックスごとにメンバーを追加し、ロールを割り当てます。
メンバー一覧 (設定画面)
| ロール | 閲覧 | 返信・送信 | 承認 | 設定変更 | メンバー管理 | 削除 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オーナー | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 対応者 | ✓ | ✓ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
| 確認者 | ✓ | ✗ | ✓ | ✗ | ✗ | ✗ |
| 閲覧者 | ✓ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
システム管理者はメンバーでなくても管理操作(設定変更・接続の再認証・メンバー管理・削除) を行えますが、メールの中身 (スレッド・本文・添付ファイル) の閲覧にはメンバー追加が必要です (共有メールボックスのプライバシー保護)。システム管理者が自分自身を メンバーに追加することもでき、その場合はメンバー一覧に表示され、 監査ログにも記録されます。
確認者は送信前レビューの承認・却下のみを行うロールです。自身で送信操作はできません。承認ワークフローの詳細は「送信」ページの承認セクションを参照。
メールボックスごとに設定できる主要機能は専用ページで詳しく説明しています。