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クイックスタート: 経費申請

このガイドでは「経費申請」アプリを作り、領収書を添えて申請し、承認する人がボタンで承認するまでの流れを体験します。 所要時間は約 20 分です。同じ作り方で、稟議・休暇申請などの「申請 → 承認」の業務にも使えます。

画像をタップ (クリック) すると、拡大して見られます。

これまで

申請書と領収書を紙やメールで回し、承認されたかは承認者に聞かないと分からない。差し戻しのやり取りが埋もれる。

Raxel では

申請はボタン 1 つで承認者に届く。いまどこで止まっているか、誰がいつ承認したかが、レコードに残る。

承認済みの経費申請。ステータスの履歴に、申請と承認のコメントが並ぶ
完成イメージ: 申請と承認の記録が、コメントと日時つきでレコードに残ります。

始める前に

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内容
アプリを作成できる権限が必要です。管理者は持っています。
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このガイドの機能は、どのプランでも使えます。
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先に読むとよいもの
内容
アプリの作り方 (項目の置き方・運用環境への適用・公開) は、 「お問い合わせ管理」の手順 1〜3 に画像つきで説明しています。
このガイドは 1 人で試せるように、申請する人と承認する人の両方を自分にします。 実際に使うときは、手順 4 の「承認待ち」の作業者に上司などの承認する人を指定します。

経費申請のアプリを作る

1アプリを作る

アプリ一覧の「アプリを作成」→「はじめから作成」で、「アプリ名」に「経費申請」と入力して「作成する」をクリックします。 「フォーム設定」の画面が開きます。

2記録する項目を並べる

左の「フィールド」の一覧から、項目の種類をフォームへドラッグして置き、右の「フィールド設定」で名前などを設定します。 次の 6 つを、表の「行」のとおりに 4 行に並べましょう。1 行目は「何の経費か」、2 行目は「いつ・いくら」、 3 行目は領収書、4 行目は自由に書く備考です。

フィールド名
件名
種類
テキスト
行
1 行目・左
幅
50%
設定
必須: オン
フィールド名
区分
種類
ドロップダウン
行
1 行目・右
幅
33%
設定
選択肢: 交通費 / 宿泊費 / 接待交際費 / 消耗品費 / その他
フィールド名
利用日
種類
日付
行
2 行目・左
幅
25%
設定
必須: オン
フィールド名
金額
種類
数値
行
2 行目・右
幅
25%
設定
必須: オン、単位記号: 円、3桁ごとにカンマ表示: オン
フィールド名
領収書
種類
添付ファイル
行
3 行目
幅
100% (そのまま)
設定
—
フィールド名
備考
種類
文字列(複数行)
行
4 行目
幅
100% (そのまま)
設定
—

同じ行の 2 つ目からは、置いてある項目の右へドラッグして並べます。行の頭の項目 (利用日・領収書・備考) は、前の行の項目のカードの下の端へドラッグすると、その下に新しい行で入ります。 幅は、項目を選んで右の「フィールド設定」の「幅」のボタンで、同じ行の左の項目から順に決めます。 横に並べる操作と幅の決め方は、「お問い合わせ管理の手順 2」で画像つきで説明しています。

「金額」は、フィールド設定の「単位記号」に「円」と入力し、下の「3桁ごとにカンマ表示」をオンにします。一覧や詳細で「28,400円」のように表示されます。

金額のフィールド設定。単位記号に円、3桁ごとにカンマ表示がオン
単位記号に「円」、「3桁ごとにカンマ表示」をオンにします。
6 つの項目を 4 行に並べ終えた経費申請のフォーム
6 つの項目を 4 行に並べ終えたところです。

3運用環境に適用して、アプリを公開する

画面上部の「下書き保存」→「運用環境に適用」(確認でもう一度「運用環境に適用」) の後、 上部の帯の「公開する」(確認でもう一度「公開する」) でアプリを公開します。

申請から承認までの流れを決める

「申請中」「承認済み」のような段階をステータス、段階を進めるボタン (「申請する」「承認する」) を遷移と呼びます。 この 2 つを、アプリの「ワークフロー」で設定します。

4ワークフローを有効にして、ステータスを作る

「設定」タブの「ワークフロー」を開き、「ワークフローを有効にする」をオンにします。 「ステータス」の節の「ステータス名」の欄 (「例: 申請中」と薄く出ている欄) に名前を入れて「追加」をクリックする、を 4 回くり返します。 最初に足したステータスが「初期」(新しいレコードが最初になるステータス) になります。

ステータス
下書き
設定
初期 (最初に足すと自動でオン)
作業者
作成者
ステータス
承認待ち
設定
—
作業者
指定 (ユーザー・グループ・組織) → 承認する人
ステータス
承認済み
設定
完了: オン (追加の前に「完了」をオンにする)
作業者
そのまま
ステータス
差し戻し
設定
—
作業者
作成者

作業者は、そのステータスのときに次へ進めるボタンを押せる人です。足したステータスごとに「作業者」の欄で選びます。 「承認待ち」は「指定 (ユーザー・グループ・組織)」を選び、「+ 対象を追加」→「メンバー」のタブで承認する人を選んで「追加」をクリックします。 このガイドでは自分を選びます。

承認待ちのステータスの作業者に、指定でメンバーを選んだところ
「承認待ち」の作業者は「指定」にして、承認する人を選びます。

5ボタン (遷移) を作って保存する

「遷移ルール」の節で、「遷移元」「遷移先」のステータスを選び、「ラベル」(「例: 承認する」と薄く出ている欄) にボタンの名前を入れて「追加」をクリックします。 次の 4 つを足したら、画面の下の「すべて保存」をクリックします。

遷移元
下書き
遷移先
承認待ち
ラベル (ボタンの名前)
申請する
遷移元
承認待ち
遷移先
承認済み
ラベル (ボタンの名前)
承認する
遷移元
承認待ち
遷移先
差し戻し
ラベル (ボタンの名前)
差し戻す
遷移元
差し戻し
遷移先
承認待ち
ラベル (ボタンの名前)
再申請する
遷移ルールに、申請する・承認する・差し戻すの遷移が並ぶ。画面の下にすべて保存のボタン
4 つの遷移を足したら、「すべて保存」をクリックします。

保存すると、画面の下の「フロー図」で、ステータスとボタンのつながりを確かめられます。

フロー図。下書きから承認待ち、承認済みと差し戻しへ矢印が伸び、差し戻しから承認待ちへ戻る
差し戻しから承認待ちへ戻る点線が「再申請する」です。

申請して、承認する

6経費を登録して申請する

「レコード」タブの「レコードを追加」から、件名・利用日・金額・区分を入れます。 「領収書」は「ファイルを添付」をクリックするか、欄にファイルをドラッグして添えます。「保存」をクリックすると、ステータスが「下書き」のレコードができます。

経費の登録の画面。金額に 28400、領収書にファイルを添えたところ
金額は数字だけを入れます (「円」とカンマは表示のときに付きます)。

保存した後の詳細の画面で「申請する」をクリックし、確認の「実行」をクリックします。ステータスが「承認待ち」になり、作業者 (承認する人) が操作できるようになります。

レコードの詳細の画面の、申請するのボタン
ステータスを進めるボタンは、詳細の画面の下の方に出ます。
ステータス変更の確認。下書きから承認待ちへ、次の作業者、コメント、実行のボタン
「次の作業者」で、誰に回るかを確かめてから「実行」します。
承認待ちになると、作業者に「#1 のステータスが「下書き」から「承認待ち」に変更されました」のような通知が届きます (通知の画面の「自分宛」)。 ボタンを押した本人には届かないので、このガイドのように自分を作業者にして試すと、通知は出ません。通知は、承認する人を別の人にしたときに確かめられます。

7「自分の作業」で見つけて承認する

承認する人は、「レコード」タブの「自分の作業」をクリックすると、自分がボタンを押す番のレコードだけを一覧で見られます。数字は、その件数です。

自分の作業で絞り込んだ一覧。ステータスが承認待ちの経費申請が 1 件
「自分の作業」は、自分が作業者のレコードだけに絞り込みます。

レコードを開いて「承認する」をクリックし、確認の「コメント」に「確認しました。」のように書いて「実行」をクリックします。 ステータスが「承認済み」になり、詳細の画面の履歴に、誰がいつ申請・承認したかと、コメントが残ります。

承認済みのレコード。ステータスの履歴に承認のコメントが残っている
ステータスの履歴に、承認したときのコメントが残ります。
  • 内容に不備があるときは、承認待ちのレコードで「承認する」の代わりに「差し戻す」→「実行」をクリックします。ステータスが「差し戻し」になり、 申請した人 (作成者) がレコードの「編集」で内容を直して「保存」した後、「再申請する」→「実行」で申請し直せます。 承認済みのレコードは差し戻せないので、試すときは別の経費を登録して申請してください。
  • 「承認済み」は「完了」のステータスなので、承認済みの申請は編集できなくなります (ステータスの「編集の保護」の既定)。 先へ進む遷移も作っていないので、申請・承認のボタンは出ません (管理者には「ステータスを強制変更」などの管理用の操作が出ます)。

これで、領収書つきの申請がボタンで承認する人に回り、記録が残る仕組みができました。「申請書はどこまで進んだか」の確認や、紙の回覧がなくなります。

このガイドの手順 1〜7 を終えたときと同じアプリが、アプリストアのサンプルアプリ「経費申請」に入っています。 項目の並び・ステータスとボタン・作業者が手順どおりに設定され、手順 6・7 の申請 1 件が「承認済み」で入ります (利用日は入れた日の前日です。領収書は入りません)。 「承認待ち」の作業者 (承認する人) は入れた人です — 実際に使うときは、上司などの承認する人に変えてください。
アプリストアで完成形を入れて見比べる

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