条件付き書式

レコード一覧・スプレッドシート・カンバン・カードの各ビューで、フィールドの値に応じて行・セル・カードの背景色や、 特定フィールドの色を自動的に変更する機能です。 重要なレコードを視覚的に目立たせたり、ステータスごとに色分けすることで一覧の視認性を向上できます。

設定画面を開く

アプリの設定画面から「条件付き書式」タブを選択します。画面を開くとデフォルトビューが選択された状態で既存のルールが表示されます。

表示例

レコード一覧での表示

#案件名ステータス金額
1Webサイトリニューアル受注3,000,000
2社内システム開発商談中5,000,000
3保守契約更新失注500,000
4モバイルアプリ開発見積提出8,000,000

ステータスに応じて行の色が変わっています

ルールの設定方法

1. ビューを選択

条件付き書式はビューごとに設定できます。「デフォルト」ビュー、またはリスト・カンバンのカスタムビューを選択します。 「デフォルト」に設定したルールは、リスト・スプレッドシート・カンバンのすべてに適用されます。

2. ルールを追加

「ルールを追加」ボタンをクリックして、新しい書式ルールを作成します。1つのビューに複数のルールを設定できます。

3. 条件を設定

各ルールには1つ以上の条件を設定します。

条件の設定例

フィールド:ステータス演算子:=値:受注
演算子
=
説明
等しい
使用例
ステータス = 受注
演算子
!=
説明
等しくない
使用例
ステータス != 完了
演算子
含む
説明
文字列を含む
使用例
備考 含む 緊急
演算子
>
説明
より大きい
使用例
金額 > 1000000
演算子
<
説明
より小さい
使用例
金額 < 100000
演算子
>=
説明
以上
使用例
件数 >= 10
演算子
<=
説明
以下
使用例
件数 <= 5
演算子
説明
値が空
使用例
担当者 空
演算子
空でない
説明
値が入っている
使用例
備考 空でない

4. 条件の論理モード

複数の条件を設定した場合、AND(すべて一致)またはOR(いずれか一致)を選択できます。

  • AND — すべての条件を満たすレコードに色を適用(例: ステータス=受注 AND 金額>100万)
  • OR — いずれかの条件を満たすレコードに色を適用(例: ステータス=受注 OR ステータス=商談中)

5. 色を選択

プリセットカラーから選択するか、カスタムカラーを指定します。背景色と文字色の組み合わせで設定します。

プリセットカラー

Gray
Red
Orange
Yellow
Green
Teal
Blue
Indigo
Purple
Pink

6. 適用先を選択

色を適用する対象を選択できます。

  • 行全体(デフォルト)— 条件に一致するレコードの行全体に色を適用します。カンバン・カードビューではカード全体の背景色になります。さらに「高度な設定」でボーダー色ボーダースタイル(位置)を指定すると、カード(カンバン・カードビュー)に色帯を表示できます。位置は左帯 / 上帯 / 右帯 / 下帯 / 全周枠から選べます(一覧・スプレッドシートにはボーダーは表示されません)
  • 特定のフィールド — 指定したフィールドだけに色を適用します。リスト一覧・スプレッドシートではそのセル、カンバン・カードビューではそのフィールドのバッジに色が付きます

フィールド単位の色分けを使うと、例えば「金額が100万以上のセルだけ緑色にする」「優先度バッジを高=赤で表示する」といった設定が可能です。

日付フィールドの条件

条件のフィールドに日付・日時フィールドを選択すると、演算子と値が統合されたドロップダウンが表示されます。

条件
今日 / 昨日 / 明日
説明
その日に一致するレコード
条件
今日より前 / 今日以前
説明
今日を含めない過去 / 今日を含む過去(期限切れの色分けに便利)
条件
今日より後 / 今日以降
説明
今日を含めない未来 / 今日を含む未来
条件
過去●日以内
説明
指定日数前から今日までの範囲(日数を入力)
条件
●日以上過去
説明
指定日数前より前の日付
条件
今後●日以内
説明
今日から指定日数後までの範囲(日数を入力)
条件
●日以上未来
説明
指定日数後より先の日付
条件
今週 / 先週 / 来週
説明
該当する週の範囲内
条件
今月 / 先月 / 来月
説明
該当する月の範囲内
条件
今年 / 去年
説明
該当する年の範囲内
条件
指定日に一致
説明
カレンダーで選択した日付に一致
条件
指定日以前
説明
カレンダーで選択した日付以前
条件
指定日以降
説明
カレンダーで選択した日付以降
条件
空 / 空でない
説明
値の有無をチェック

時刻フィールドを選択した場合は、値の入力にタイムピッカーが表示されます。

ワークフローステータスの条件

プロセス管理(ワークフロー)を利用しているアプリでは、条件のフィールドに「(ステータス)」を選択できます。 フォーム上のフィールドではなく、レコードの現在のワークフローステータスそのものを条件にできます。

  • 演算子は「=(一致する)」「≠(一致しない)」の2つで、値はステータスのドロップダウンから選択します
  • 例:「ステータスが『差し戻し』の行を赤くする」「『完了』以外の行に色を付ける」
  • ステータスがまだ割り当てられていないレコードは「=」には一致せず、「≠」には一致します(未処理のレコードにも色が付きます)
  • ステータスの名前を変更してもルールはそのまま追従します(内部的に名前ではなくステータス自体を参照しているため)

ルールの優先順位

複数のルールが設定されている場合、上から順に評価され、最初にマッチしたルールの色が適用されます。 ルールの順序は各ルール右上の上下ボタンで変更できます。より重要な条件を上に配置してください。

複合フィールドのメンバー

複合フィールド(住所、氏名など)のメンバー(都道府県、姓など)も条件に使用できます。 複合フィールド自体を選ぶのではなく、フィールド選択リストにメンバーが「都道府県」のように通常のフィールドと同じ形で直接表示されるので、そのまま選択してください。

使い方: 案件管理アプリのステータスで色分けする

「案件管理」アプリで、ステータスが「受注」なら緑、「失注」なら赤、「商談中」なら黄色に色分けする設定を行います。

1設定画面を開く

アプリの設定画面を開き、「条件付き書式」タブを選択します。デフォルトビューが自動的に選択されます。

設定画面

対象ビュー:デフォルト

ルールはまだ設定されていません

2ルール1: 受注 → 緑

「ルールを追加」をクリックし、以下のように設定します。

ルール1の設定

条件:ステータス=受注
色:
Green

3ルール2: 失注 → 赤

もう一つルールを追加し、失注の場合は赤色にします。

ルール2の設定

条件:ステータス=失注
色:
Red

4ルール3: 商談中 → 黄色

ルール3の設定

条件:ステータス=商談中
色:
Yellow

5保存して確認

「保存」をクリックすると、レコード一覧に色が反映されます。

設定後のレコード一覧

#案件名ステータス金額
1Webサイトリニューアル受注3,000,000
2社内システム開発商談中5,000,000
3保守契約更新失注500,000
4モバイルアプリ開発見積提出8,000,000

「見積提出」はどのルールにもマッチしないため、通常の背景色で表示されます

応用例: 複数条件を組み合わせる

「ステータスが商談中 AND 金額が500万以上」の場合だけ青色にする、という設定もできます。

複数条件のルール(ANDモード)

条件1:ステータス=商談中
条件2:金額>=5000000
論理:AND(すべて一致)
色:
Blue

この設定では、「社内システム開発(商談中・500万)」だけが青色になり、 「モバイルアプリ開発(見積提出・800万)」は商談中ではないため色が付きません。

ヒント

  • 行全体(カンバン・カードビューはカード全体)の色分けは、リスト一覧・スプレッドシート・カンバン・カードのすべてに適用されます
  • 「ボーダー色」は「高度な設定」内にあり、適用先が「行全体」のときのみ設定できます。位置(左帯 / 上帯 / 右帯 / 下帯 / 全周枠)を選べ、カンバン・カードビューのカードに色帯を表示します。ボーダーはカード系(カンバン・カード)専用で、リスト一覧・スプレッドシートには表示されません(一覧でも色を付けたい場合は同じルールに背景色・文字色も設定してください)
  • フィールド単位の色分けも、リスト一覧・スプレッドシート・カンバン・カード(バッジ表示)に適用されます
  • ビューごとに異なるルールを設定できるため、用途に応じた色分けが可能です
  • ルールが多すぎると一覧が見づらくなるため、3〜5個程度に抑えることを推奨します
  • 「この行の色を無効にする」オプションで、特定のビューで条件付き書式を一時的に無効化できます