残業の上限のようなしきい値に名前を付けて 1 か所に登録し、計算の式から名前で呼び出せます。値を変えるのも 1 か所だけで、その定数を使うすべての計算に新しい値が効きます。
アプリ設定に名前つきの数値(例: 「残業の上限 = 2700 分」)を登録しておき、計算フィールドの数式からCONST("コード")で参照できる機能です。同じ数値を複数の数式にコピーする代わりに定数を参照しておけば、値を 1 か所変えるだけで、参照しているすべての数式が新しい値で計算されます。
しきい値(残業の上限・予算の超過ライン・在庫の発注点など)の管理に向いています。判定ロジックを計算フィールドに集約し、通知条件や条件付き書式はその計算フィールドの値を見るようにすると、しきい値の変更が通知・行の色・一覧の表示すべてに一括で効きます。
CONST("コード") と書いて参照します。コードは文字列をそのまま書きます(フィールドの値や式で組み立てることはできません)| 対象 | 反映 |
|---|---|
| 画面の表示・条件付き書式・CSV / Excel 出力 | すぐに反映(表示のたびに再計算されます) |
| 通知の判定 | 次にレコードが作成・更新されたときから新しい値で判定 |
| 保存済みレコードの絞り込み・並び替えに使われる値 | 変えた定数を参照する計算フィールドがあれば、保存の後にアプリの全レコードを自動で計算し直します(裏で順に進むので、レコードが多いと反映まで時間がかかります) |
| 公開ビューに表示される計算値 | 保存値を表示するため、上の計算し直しが済んだレコードから新しい値になります |
勤怠パッケージの「36協定 月次」アプリには、協定で決めた月の上限(agreement_monthly_limit、既定 2700 分 = 45 時間)と記録の初めの月(tracking_start_index、年 × 12 + 月の番号。既定 0 = 未設定)が定数として登録されています。判定の計算フィールド(月の上限・単月 100 時間・複数月平均 80 時間)がこれらを参照し、一覧のビューの絞り込みと行の色・通知は判定の値を見ます。