メール分析

アプリから送信したメールの結果を、期間・テンプレート・シナリオの 3 つの軸で集計できます。 「アプリ設定 → メール分析」から開きます。

表示される指標

指標
送信数
計算方法
ステータスが「送信済」の送信ログ件数
指標
開封率
計算方法
開封された送信 ÷ 送信数
指標
クリック率
計算方法
リンクがクリックされた送信 ÷ 送信数
指標
バウンス率
計算方法
バウンスした送信 ÷(送信数 + バウンス + 失敗)
指標
配信停止率
計算方法
期間中に新たに追加された配信停止件数 ÷ 送信数

期間セレクタで「直近 7 日 / 30 日 / 90 日 / 1 年」を切り替えられます(最大 365 日)。

時系列グラフ

サマリの下に、日次の送信・開封・クリック数の推移グラフが表示されます。 送信のピーク時や、特定日の急な増減を把握するのに役立ちます。

テンプレート別

各メールテンプレートの送信数と開封率・クリック率を比較できます。 件名や本文の変更が開封率にどう影響したかを確認する用途に。

曜日 × 時間帯の開封ヒートマップ

受信者が 実際に開封した時刻 を曜日 × 時間(7 × 24)のグリッドで集計します。 セルの色が濃いほど開封数が多く、どの時間帯・曜日に送ると反応が得やすいかが一目で分かります。 タイムゾーンはブラウザのローカル設定に追従するため、日本から閲覧すれば日本時間で集計されます。

リンク別クリック

テンプレート本文に差し込んだ各リンクのクリック数を、URL 単位でランキング表示します。 どの CTA(行動喚起)が効果的か・どのリンクが見過ごされているかを比較する用途に。

  • クリック数: 期間内にそのリンクが踏まれた回数の合計
  • ユニーク受信者: 同じリンクを踏んだ人の実数(同一人物の複数クリックは 1 人扱い)
  • 追跡はテンプレートごとにオン/オフ可能。OFF のテンプレートで送信されたメールのリンクはここに計上されません

受信者エンゲージメントランキング

受信者アドレスごとの反応度を スコア = 開封 × 1 + クリック × 3 で算出し、上位順に一覧表示します。 スコアが高い受信者は製品に興味を持っている見込みが高く、営業の優先フォロー先として活用できます。 最終反応(開封 or クリック)からの経過時間も「3 日前」のような相対表示で確認でき、 休眠化しつつある顧客を発見する用途にも使えます。

シナリオ別とファネル

シナリオメールごとの登録状況(進行中 / 完了 / 停止 / エラー)の集計が一覧で見られます。 行をクリックすると シナリオファネル が開き、各ステップで実際にメールが何件送られ、 開封・クリックがどう推移したかを棒グラフで確認できます。

  • 水色: 送信件数
  • 緑: 開封はされたがクリックはされなかった件数
  • 紫: クリックまで到達した件数

ステップ間で棒が短くなっていく箇所が、受信者が離脱しやすいタイミングです。 件名の見直しや待機時間の短縮など、改善ポイントの発見に使えます。

集計期間について

  • サマリ・時系列・テンプレート別は 送信日時 を基準に期間内の送信ログを集計します
  • シナリオ別は 登録日時 を基準にします。長期シナリオの場合、登録後にステップが走るため、期間を広めに取ると実態が見えやすくなります

CSV エクスポート

各セクション(時系列・テンプレート別・シナリオ別)の右上にある 「CSV 出力」 ボタンから、 そのセクションの集計結果を CSV でダウンロードできます。 Excel で開けるよう UTF-8 BOM 付きで書き出しているため、日本語も文字化けしません。

  • サマリは「指標・値」の 2 列
  • 時系列は「日付・送信・開封・クリック・バウンス・失敗」の 6 列
  • テンプレート別・シナリオ別はそれぞれの列構成
  • リンク別は「URL・ドメイン・テンプレート・クリック数・ユニーク受信者」の 5 列
  • 受信者ランキングは「受信者・送信・開封・クリック・開封率・クリック率・スコア・最終アクション」の 8 列

前期比バッジ

サマリカードの各指標の右に、直近期間の「同じ長さの前期間」との比較(例: 直近 30 日 vs その前の 30 日)が ↑5.2% のように表示されます。

  • 送信数・開封率・クリック率は 上昇が良い(緑色)
  • バウンス率は 下降が良い(緑色)
  • 前期間にデータが無い場合は「—」

ドリルダウン(送信ログへ遷移)

テンプレート別テーブルの各行右端にある外部リンクアイコンをクリックすると、「メール配信ログ」ページへ、そのテンプレート+期間でフィルタ済みの状態で遷移します。 「異常値の内訳を見たい」ときに 1 クリックで詳細ログへ移動可能です。

バウンス検知の仕組み

バウンス率は以下 2 種類の経路で計上されます。

  • 同期バウンス: SMTP 送信時にサーバーから即時 5xx エラー (550 / 553 / 554) が返ってきた場合。送信直後にメール分析に反映されます
  • 非同期バウンス: 送信自体は成功扱いになった後に MAILER-DAEMON / postmaster から返送された通知。接続方式に応じて以下の経路で自動取り込みします
接続方式
Google アカウント連携
取得方法
Gmail 受信箱を自動ポーリング
反映タイミング
最大 15 分遅延
接続方式
Microsoft アカウント連携
取得方法
Outlook 受信箱を自動ポーリング
反映タイミング
最大 15 分遅延
接続方式
カスタム SMTP (SendGrid 経由)
取得方法
SendGrid Event Webhook
反映タイミング
数秒
接続方式
その他のカスタム SMTP
取得方法
同期バウンスのみ
反映タイミング
送信直後

Gmail / Microsoft の自動ポーリングには対応する OAuth スコープ(Gmail は gmail.readonly、Microsoft は Mail.Read。どちらも読み取りのみ)が必要です。 セットアップ手順や管理画面上の動作確認方法は「メールサーバー設定」のマニュアルを参照してください。

ハードバウンス(恒久的エラー)したアドレスはシステム全体の配信抑制リストに自動登録され、以降の全アプリからの送信がブロックされます。送信元ドメインのレピュテーション保護のためで、手動で解除するには管理画面から対象アドレスを削除します。

バウンス原因別

受信したバウンス通知の診断コード(SMTP 5xx など)を Raxel が自動分類し、原因を 5 カテゴリで横棒グラフ表示します。 どの原因が支配的かが一目で分かるので、リスト整理・送信元ドメイン改善・テンプレート見直しのどれに手を付けるべきかを判断しやすくなります。

カテゴリ
宛先不明
内部値
recipient_not_found
主な原因
アドレスが存在しない・退職等で削除された。多い場合はリストが古い可能性
カテゴリ
ドメイン不明
内部値
domain_invalid
主な原因
MX レコードがない・ドメインがタイポ。入力時のバリデーションで減らせる
カテゴリ
メールボックス満杯
内部値
mailbox_full
主な原因
受信者の容量超過。一時的な事が多いので時間を置いて再送を検討
カテゴリ
ポリシー拒否
内部値
policy_rejection
主な原因
受信サーバーのスパム判定・DMARC 失敗等。多い場合は送信元レピュテーション低下のサイン
カテゴリ
その他
内部値
other
主な原因
上記に該当しないエラー。内訳を送信ログで確認

バウンス原因別の集計対象は Raxel 経由で送信したメール のみです。Gmail / Outlook のポーリングで検知された「Raxel 以外の手段で送った外部送信のバウンス」は含まれません。

参照権限

アプリの 閲覧権限 があれば誰でもこのダッシュボードを見ることができます(レコード送信ログと同じ水準)。