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見積書・請求書 応用: 顧客マスタから宛名・住所を引く

クイックスタート: 見積書・請求書で作った「見積書」に、取引先をまとめた「顧客マスタ」をつなぎます。見積で顧客コードを選ぶだけで、宛名・住所・ご担当者が入り、見積書の PDF にも住所とご担当者が出ます。 取引先の名前や住所を毎回打たずに済み、打ち間違いも起きません。所要時間は約 20 分です。

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これまで

見積のたびに、取引先の会社名と住所を前の見積から写して打つ。「株式会社」の付け忘れや、古い住所のままの見積が出る。

Raxel では

取引先は顧客マスタに 1 回だけ登録する。見積では顧客コードを選ぶだけで、正しい宛名・住所・ご担当者が入る。

見積書の PDF。宛名の上に郵便番号と住所、宛名の下にご担当者の名前
完成イメージ: 顧客マスタの住所とご担当者が、見積書に出ます。

始める前に

確かめること
クイックスタート
内容
「見積書」のアプリがあり、見積書の帳票を作ってあること (基本編の手順 1〜9)。
確かめること
プラン
内容
スタンダード (試用期間中も使えます)。基本編と同じです。
確かめること
アプリの権限
内容
アプリを作成できること (顧客マスタを作るため) と、「見積書」の管理者であること。

1顧客マスタのアプリを作り、取引先を登録する

アプリ一覧の「アプリを作成」→「はじめから作成」で、「顧客マスタ」という名前のアプリを作ります。フォームに、次の 5 つの項目を表の「行」のとおりに 2 行に並べます。 1 行目は「どの取引先か」、2 行目は「宛先」です。

フィールド名
顧客コード
種類
テキスト
行
1 行目・左
幅
25%
設定
必須: オン / 重複禁止: オン
フィールド名
顧客名
種類
テキスト
行
1 行目・右
幅
50%
設定
必須: オン
フィールド名
郵便番号
種類
テキスト
行
2 行目・左
幅
25%
設定
—
フィールド名
住所
種類
テキスト
行
2 行目・中
幅
50%
設定
—
フィールド名
ご担当者
種類
テキスト
行
2 行目・右
幅
25%
設定
—

同じ行の 2 つ目からは、置いてある項目の右へドラッグして並べます。行の頭の項目 (郵便番号) は、前の行の項目のカードの下の端へドラッグすると、その下に新しい行で入ります。 幅は、項目を選んで右の「フィールド設定」の「幅」のボタンで、同じ行の左の項目から順に決めます (並べ方は「お問い合わせ管理の手順 2」で説明しています)。

顧客マスタのフォーム。1 行目に顧客コード・顧客名、2 行目に郵便番号・住所・ご担当者
顧客マスタのフォームです。

「下書き保存」→「運用環境に適用」→「公開する」で使えるようにし、取引先を登録します (例: C-001 株式会社みどり商事)。

顧客マスタの一覧。3 件の取引先
取引先を、顧客コードをつけて登録します。
「重複禁止」をオンにすると、同じ顧客コードを 2 回登録できません。見積から顧客コードで取引先を引くので、コードが重ならないようにします。

2見積書に、住所・ご担当者の項目を足す

「見積書」の「設定」タブで「フォーム」を開きます。左の一覧の「テキスト」を「顧客名」のカードの下の端へドラッグして、顧客名・件名の行の下に新しい行で置き、 続けて 2 つをその右へ順にドラッグして、次の 3 つを 1 行に並べます。フィールドコードも表のとおりに入れ、幅は左から順に決めます。

フィールド名
郵便番号
種類
テキスト
フィールドコード
zip
行
顧客名の下の行・左
幅
25%
フィールド名
住所
種類
テキスト
フィールドコード
address
行
顧客名の下の行・中
幅
50%
フィールド名
ご担当者
種類
テキスト
フィールドコード
contact
行
顧客名の下の行・右
幅
25%

3顧客コードのルックアップを足し、写す項目を決める

左の一覧の「ルックアップ」を「見積番号」のカードの下の端へドラッグして、顧客名の行の上に新しい行で置き、フィールド名を「顧客コード」、幅を 33% にします。右の設定で、次のとおりに選びます。

設定
参照先アプリ
選ぶもの
顧客マスタ
設定
紐づけキー
選ぶもの
顧客コード
設定
コピー (「コピーを追加」で 4 つ)
選ぶもの
顧客名 → 顧客名 / 郵便番号 → 郵便番号 / 住所 → 住所 / ご担当者 → ご担当者
設定
コピー後の編集を許可
選ぶもの
4 つともオン
顧客コードのルックアップの設定。参照先アプリに顧客マスタ、紐づけキーに顧客コード、4 つのコピーとコピー後の編集を許可
顧客マスタの 4 つの項目を、見積書の同じ名前の項目に写します。
「コピー後の編集を許可」をオンにすると、写した宛名・住所を見積の中で直せ、後で取引先の住所が変わっても出した見積の住所は変わりません。 オフのままだと、古い見積を直して保存したときに、顧客マスタのいまの住所で入れ直されます。出した書類の宛先を残したい見積書では、オンにします。 ただし、オンでも「選択」から顧客を選び直すと (同じ顧客でも)、顧客マスタのいまの値で写し直されます。

フォームは次の並びになります。「下書き保存」→「運用環境に適用」で反映します。

見積書のフォーム。見積番号の行の下に顧客コード、顧客名・件名の行の下に郵便番号・住所・ご担当者
顧客コードの下に、写される宛名・住所・ご担当者が並びます。

4見積で顧客コードを選ぶ

「レコードを追加」で新しい見積を開き、「顧客コード」の「選択」をクリックします。一覧から取引先 (C-001) を選ぶと、顧客名・郵便番号・住所・ご担当者が入ります。 件名と明細を入れて「保存」します。

見積の入力の画面。顧客コード C-001 を選ぶと、顧客名・郵便番号・住所・ご担当者が入る
顧客コードを選ぶと、宛名・住所・ご担当者が入ります。

5見積書の帳票に、住所とご担当者を出す

「設定」タブの「帳票出力」で「見積書」の編集 (鉛筆のボタン) をクリックします。左の「要素を追加」の「テキスト」を紙面へドラッグし、次の 2 つを足します。 置いた文字を選んだまま、右の入力欄で内容を書き換え、X・Y・W (mm) に表の値を入れると、宛名の上と下に並びます。

内容
〒{{zip}} {{address}}
X
15
Y
37
W
115
置く場所
宛名 ({{company}} 御中) の上
内容
{{contact}} 様
X
17
Y
57.5
W
そのまま (80)
置く場所
宛名の下の線の下
見積書の帳票のエディタ。宛名の上に郵便番号と住所、下にご担当者の文字
宛名の上に住所、下にご担当者の文字を置きます。

右上の「保存」をクリックし、× でエディタを閉じます。

6PDF で確かめる

手順 4 の見積を開き、「帳票出力」→「見積書」をクリックします。宛名の上に住所、下にご担当者が出ます。

見積書の PDF。〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-1-1 みどりビル 5F、株式会社みどり商事 御中、佐藤 花子 様
顧客マスタの住所とご担当者が出ます。

これで、顧客コードを選ぶだけで、宛名・住所・ご担当者の入った見積書を出せるようになりました。取引先が増えたら、顧客マスタに登録するだけです。

知っておくと便利なこと

  • 「選択」の一覧に顧客名も出したいときは、顧客コードの設定の「選択ダイアログの表示項目」で「顧客名」にチェックを付けます。
  • 応用「受注したら請求書も出す」で作った請求書の帳票にも、手順 5 と同じ 2 つの文字を足すと、請求書にも住所とご担当者が出ます。
  • 取引先の住所が変わったら、顧客マスタを直します。これから作る見積には新しい住所が入り、出した見積の住所はそのまま残ります (手順 3 の「コピー後の編集を許可」をオンにし、出した見積で顧客を選び直さないとき)。

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