アプリの管理

アプリは業務データを管理するための基本単位です。顧客管理、案件管理、在庫管理など、 用途に合わせたアプリを作成してレコードを登録・管理します。

アプリの作成方法

アプリ一覧画面の「アプリを作成」ボタンからアプリストアに移動します。ストアでは、はじめから作る・AI で作る・ファイルから作るという 3 つの作成アクションと、パッケージ・サンプルアプリ・保存したテンプレートという 3 つの入手元が 1 画面にまとまっています。

アプリストア(上段 = 作成アクション / 下段 = 入手元タブ)

はじめから作る

フィールドを自由に追加してゼロから設計

AIで作る
AI

AIに説明するだけでアプリを自動生成

ファイルから作る

Excel / CSV から項目を自動生成

タブを切り替えて、完成パッケージ・サンプル・保存したひな形から追加します
方法
はじめから作る
おすすめの場面
独自の業務フローに合わせて自由に設計したい場合
方法
AIで作る
おすすめの場面
「顧客管理アプリを作って」のように自然言語で指示するだけ
方法
ファイルから作る
おすすめの場面
既存のExcel/CSVデータをそのまま移行したい場合
方法
パッケージ
おすすめの場面
勤怠管理のように、そのまま業務に使える完成品を導入したい場合
方法
サンプルアプリ
おすすめの場面
Raxel が用意した 35 種類の実用サンプルで、機能を試しながら始めたい場合
方法
保存したテンプレート
おすすめの場面
保存したひな形から、同じ構成のアプリを増やしたい場合

ファイルから作成: AI で型・ラベルを提案

「ファイルから作成」で CSV / Excel ファイルを読み込むと、列ごとにフィールドの型・ラベル・スキップの初期値が 自動判定されます。プレビュー画面の「AI で型・ラベルを提案」ボタンを押すと、AI がその判定をより精度高く 提案し直します(すでに手動で編集した列は上書きされません)。

  • AI に送信されるのは列見出しと先頭数行のサンプル値のみです。ファイル全体や全行のデータが送信されることはありません
  • 日付・日時型と判定された列では、和暦やスラッシュ区切りなど検出した日付形式に応じた変換もあわせて提案されます。 取り込み時に AI が検出した形式に一致しなかった値がある場合は、その件数が警告として表示されます(値は変換されず元の文字列のまま取り込まれます)
  • 選択肢(ドロップダウン・ラジオボタン・チェックボックス)の内容はファイルの実際のユニーク値から生成されます。フィールドコードも列見出しから自動採番されるため、AI の提案対象は型・ラベル・スキップ判定・日付形式のみです
  • 管理者が「管理 > 基本設定」の「AI 機能」で一般メンバーの AI 利用を無効化している場合、ボタン自体は表示されますが 実行するとエラーメッセージが表示されます

アプリの基本設定(作成時)

「空白から作成」を選ぶと、以下の設定画面が表示されます。

アプリ作成画面

アプリ名 *

説明

取引先の情報を管理するアプリです

アイコン

📋
👥
📊
💼
📦
...

テーマカラー

👥

顧客管理

取引先の情報を管理する...

アプリ一覧画面

作成したアプリは一覧画面で管理します。グリッド表示とリスト表示を切り替えられます。

アプリ一覧(グリッド表示)

顧客管理

取引先の情報を管理

案件管理

商談の進捗を管理

在庫管理
下書き

商品の在庫を管理

  • 検索 -- アプリ名で絞り込み
  • タブ -- すべて / お気に入り / 最近 / 自分のアプリ で切り替え
  • お気に入り -- 星アイコンをクリックしてよく使うアプリをピン留め
  • 表示切替 -- グリッド/リストを切り替え

パッケージバッジ

パッケージ(アプリ・データパイプライン・ポータルなどのまとまり)に属するアプリには、アプリを開いたときの画面ヘッダに「📦 <名前>」バッジが表示されます。バッジをクリックすると、そのパッケージの詳細(メンバー一覧・アンインストール)を開けます。アプリ一覧にバッジは出ませんが、アプリ一覧はパッケージ名の見出しでまとまって並びます(アプリが 2 つ以上あるパッケージだけが見出しになり、どこにも属さないアプリは最後の「その他」に並びます)。見出しの下に並ぶ行にはパッケージ名を重ねて表示しませんが、「その他」や、お気に入り・最近・検索中のように見出しでまとめずに並べる表示では、パッケージに属するアプリは名前の右にパッケージ名が薄く出ます(サイドバー・スペースのアプリ一覧・ポータルの部品・ゴミ箱・通知など、アプリ名を表示する他の画面でも同様です)。パッケージは、データパイプラインやポータルなどアプリ以外の設定を含むパッケージやサンプル(勤怠パッケージなど)の導入時に自動的に作られるほか、手動での作成や AI エージェント経由でも作られます(アプリだけのサンプルや保存したテンプレートからの作成では作られません)。

アプリ画面ヘッダのバッジ

勤怠
  • 1 つのアプリ(などのリソース)が同時に所属できるパッケージは1 つだけです(排他所属)
  • パッケージは後から名前を変更でき、バッジの表示も次の表示から即座に切り替わります
  • 名前の変更・メンバーの追加/除外・まとめての確認・アンインストールは「導入済みパッケージ」画面から行います(アプリ一覧の「アプリを作成」ボタンの隣、またはバッジをクリック。詳細はアプリストア・パッケージページを参照)

アプリの状態管理

アプリには3つの状態があり、状況に応じて切り替えます。

状態ごとの表示

このアプリは下書き状態です
アプリ名
下書き
アプリ名
公開中
メンテナンス中
アプリ名
メンテナンス
状態
下書き
誰がアクセスできるか
管理者のみ
用途
アプリの初期設計。フォーム設定・テストが完了するまで
状態
公開中
誰がアクセスできるか
権限を持つ全メンバー
用途
通常の運用状態。レコードの閲覧・操作が可能
状態
メンテナンス
誰がアクセスできるか
管理者のみ
用途
フォーム変更やデータ移行のための一時停止

状態の遷移: 下書き → 公開メンテナンス ↔ 公開

一般設定

アプリの設定画面 → 「一般設定」タブで以下の項目を構成できます。

一般設定画面の主な項目

基本情報

アプリ名 *

顧客管理

説明

取引先の情報を...

アプリコード

customer

機能設定

コメント機能
変更履歴
一覧のインライン編集
レコード削除
  • アプリ名・説明 -- アプリの名前と概要
  • アプリコード -- APIやURLで使用される識別子(後から変更しないことを推奨)
  • アイコンとテーマカラー -- 一覧画面で識別しやすいアイコンと色
  • デフォルト言語 -- アプリのUIに使用する言語
  • コメント機能 -- レコードにコメントを投稿できるか
  • 変更履歴 -- レコードの変更履歴を記録するか
  • インライン編集 -- 一覧画面からレコードを直接編集できるか
  • レコード削除 -- レコードの削除を許可するか
  • 参照元 -- このアプリをルックアップや関連レコードで参照している他アプリの一覧。参照しているフィールドと参照の種類を確認でき、相手アプリの設定画面へ移動できます

レコードのタイトル

一般設定の「レコードのタイトル」で、レコードを1行で表す際にどのフィールドの値を使うかを指定できます。 通知のレコード参照、レコード選択(ピッカー)、レコード番号のプレビューなど、 レコードを名指しするさまざまな画面の表示に反映されます。

  • 自動(既定) -- 未設定の場合、フォーム内で最初に配置された文字列系フィールド(文字列 or リンク)の値を自動的にタイトルとして使用します
  • 指定可能なフィールド型 -- 文字列、リンク、自動採番、ルックアップ、計算、数値、日付、日時、ドロップダウン、ラジオボタン
  • ドロップダウン・ラジオボタンを指定した場合 -- 内部の値ではなく、選択されている選択肢のラベルが表示されます
  • 指定したフィールドの値が空の場合 -- 空のタイトルを表示せず、自動(最初の文字列系フィールド)の判定にフォールバックします

デザインテーマ

一般設定の「デザインテーマ」で、レコード画面の見た目を変更できます。

テーマの選択肢

デフォルト

標準の白背景

ミニマル

グレー背景・枠線なし

モダン

角丸・シャドウ

カラフル

テーマカラー背景

テーマの下にある「一覧に縦罫線を表示」をオンにすると、 レコード一覧の列と列の間に薄い縦線が入ります。 項目数が多い一覧で、どの値がどの列のものか目で追いやすくなります。 テーマとは独立した設定なので、どのテーマとも組み合わせられます(既定はオフ)。

多言語対応

アプリにデフォルト言語を設定できます。ユーザーの言語設定がアプリのデフォルトと異なる場合、情報バーが表示されます。

言語不一致の表示

このアプリのデフォルト言語: 日本語

アプリの操作

操作
お気に入り登録
内容
星アイコンでアプリをお気に入りに追加。一覧でフィルタ表示可能
操作
コピー
内容
既存アプリを複製して新しいアプリを作成(レコードは含まない)
操作
テンプレートとして保存
内容
アプリ設定→「一般」タブから、フォーム・ビュー・ワークフロー構成をテンプレートとして保存。アプリストアの「保存したテンプレート」タブから再利用可能(管理者のみ)
操作
削除
内容
アプリをゴミ箱へ移動(復元可能)

マニュアル

マニュアル(アプリ群の使い方・運用手順)は、アプリ詳細ヘッダーの本のアイコンスペースページから開けます (マニュアルがあるアプリにだけアイコンが表示されます)。 作成・編集・並べ替えはシステム管理 → コンテンツ → マニュアルから行います。raxel 自体の使い方はこのヘルプを参照してください。 構成・権限・編集画面・ゴミ箱と変更履歴・AI 連携の詳細はマニュアルのページを参照してください。

アプリの削除とゴミ箱

アプリを削除するとゴミ箱に移動し、一覧から見えなくなります。 完全に消える前に復元が可能です。詳細はゴミ箱を参照してください。

スペースへの所属

アプリはスペースに所属させることができます。スペースはアプリをグループ化してチーム単位でアクセス権を管理する仕組みです。 詳細はスペースを参照してください。

アプリ名の重複

アプリ名は同じパッケージの中では重複できません。パッケージに属さないアプリ同士も、スペースに関係なく同じ名前を付けられません。パッケージが違えば、同じ名前のアプリがあっても構いません (例: 勤怠のパッケージの「月次サマリ」と、経費精算のパッケージの「月次サマリ」)。 アプリを選ぶ画面では、名前の右にパッケージ名が表示されるので見分けられます。

  • 新規作成・名前変更・テンプレートからの作成・ファイルからの作成(CSV)で名前が重複すると、 エラーメッセージとともに入力欄の下に空いている候補名(例:「顧客管理 (2)」)が案内されます
  • コピー、パッケージへの追加・パッケージから外す・パッケージの解散、ゴミ箱からの復元、サンプルアプリの導入など、 名前を直接入力しない操作で重複が発生した場合は、確認を求めずに自動的に 「アプリ名 (2)」のように連番を付けて解決します(完了時に変更後の名前が通知されます)
  • パッケージを導入すると、アプリはそのパッケージの中に作られるため、既存のアプリと名前が同じでも連番は付きません
  • スペースへの追加や、スペースから外す操作では、アプリ名は変わりません
  • アーカイブ済みのアプリも重複の判定に含まれます。アーカイブ済みアプリと同じ名前を付けようとすると、 その旨を伝えるメッセージとともに空いている候補名が案内されます

制限事項

  • 1つの環境につき、アプリは1,000個まで作成できます
  • レコード数に上限はありません
  • アプリの削除・完全削除・復元は管理者のみ実行可能です