セキュリティ設定

「管理」→「セキュリティ設定」画面で、環境全体のセキュリティポリシーを設定します。 パスワードポリシー、ロックアウト、IP制限、メール通知などが設定できます。

パスワードポリシー

設定項目
最小文字数
説明
パスワードの最低文字数(8〜64)
設定項目
大文字を含む
説明
A-Z の大文字を必須にする
設定項目
小文字を含む
説明
a-z の小文字を必須にする
設定項目
数字を含む
説明
0-9 の数字を必須にする
設定項目
記号を含む
説明
!@#$等の記号を必須にする
設定項目
有効期限(日数)
説明
強制的にパスワード変更を求める日数(0=無期限)
設定項目
履歴保持数
説明
過去N回のパスワードと同じものを使用禁止(0〜24)

アカウントロックアウト

一定回数ログインに失敗したアカウントを自動的にロックします。ブルートフォース攻撃の防止に有効です。

設定項目
ロックアウト閾値
説明
この回数失敗するとロックされる(0=無効)
設定項目
ロックアウト時間(分)
説明
ロックが解除されるまでの時間

セッションアイドルタイムアウト

最終アクセスから指定分数経過したセッションを自動的に切断し、 ユーザーに再ログインを求めます。 業務 PC を長時間放置したまま離席した場合の盗用リスクを軽減します。

設定項目
アイドルタイムアウト (分)
説明
0 で無効。 最大 1440 分 (24 時間)。 PCI DSS / HIPAA / SOC 2 等のコンプライアンス要件では 15〜30 分が一般的
  • 画面を開いたまま放置した場合も、設定した分数でログイン画面に切り替わります (操作するまで画面が残ることはありません)
  • 複数のタブを開いている場合、いずれかのタブで操作していれば継続中として扱われます
  • セッションの「最終アクセス時刻」 はサーバー側でもリクエストごとに更新される (タイムアウトに応じた間隔の throttle 付き)。ブラウザが動いていない状況 (スリープ / タブを閉じた後) でも、次のアクセスでサーバー側の判定が働きます
  • 個人設定の「ログイン中の端末」 では、切断理由がアイドルタイムアウトとして記録されます
  • SAML 専用モードの場合、 再ログインで自動的に IdP 経由の SSO が走る

重要操作の再認証 (sudo モード)

パスワード変更 / 二要素認証の有効化 / メンバーの権限変更 / メールアドレス変更 / API トークン発行 / SAML 設定変更 / セキュリティ設定変更 など、 環境のセキュリティに直結する操作は実行直前に 15 分以内のパスワード再入力 を要求します (sudo モード)。 詳細はユーザー側の「個人設定 → 重要操作の再認証」 を参照してください。

  • 管理者が他メンバーの role を変更しようとした際にもダイアログが出る
  • 15 分以内に他の重要操作を続ける場合は再入力不要
  • 連続失敗時は 10 分のクールダウンが入る (ブルートフォース防止)

本人が編集できる項目(プロフィール編集ポリシー)

メンバーが個人設定で自分のどのプロフィール項目を編集できるかを、 環境全体のポリシーとして制御できます。 OFF にした項目は本人が変更できなくなり (個人設定でロック表示)、 管理者がメンバー管理から代理で設定します。

項目
表示名
既定
許可
対象
画面に表示される名前
項目
プロフィール写真
既定
許可
対象
アバター画像のアップロード・削除
項目
復旧用メールアドレスの管理
既定
許可
対象
本人による復旧用メールの登録・変更
項目
ログイン用メールアドレスの変更
既定
不可
対象
本人によるログイン ID の変更
  • 「復旧用メールアドレスの管理」 を OFF にしても、 本人による削除は常に可能です (不要な復旧経路を残さないため)。 また管理者自身は OFF でも自分の復旧用メールを管理できます
  • SSO (SAML) 専用環境では、 復旧用メールはこのポリシーに関わらず使用されません (パスワードログインが無効なため)

IP制限

許可されたIPアドレスからのみログインを許可します。社内ネットワーク外からのアクセスを防げます。 管理者を含むすべてのメンバーに適用されます。

  • IPアドレスまたはCIDR範囲で指定(例: 192.168.1.0/2410.0.0.1
  • 1行に1件ずつ記載
  • 管理者自身を締め出さないよう注意。 保存時に、 現在アクセスしている IP が許可リストに含まれているかを検証し、 含まれていなければ保存を拒否します
  • 固定 IP でなく動的 IP の場合は、 単一アドレスでなく CIDR 範囲 や安定したネットワークの指定を推奨

ロックアウトからの自己復旧: 動的 IP 環境などで許可リストにない IP に変わり管理者がログインできなくなった場合、 ログイン画面または「アクセスが制限されています」 画面の「IP 制限で管理者がログインできない場合」 リンクから自己復旧できます。 管理者のログイン用メールアドレスに届く 6 桁コードを入力すると、 現在接続している IP アドレスが許可リストに追加され、 通常どおりログインできるようになります。 この操作は IP を追加するだけで、 ログインには引き続き通常の認証情報 (パスワード等) が必要です。 ログインできたら、 必要に応じて IP 制限設定を CIDR 範囲などに見直してください。

メール通知

環境全体でのメール通知を有効/無効にします。通知ルールで設定されたメール通知を実際に送信するかを切り替えます。

ヒント

  • 強すぎるパスワードポリシーは、ユーザーの付箋メモ化を招く可能性があります
  • ロックアウト時間は、サポートの即応性とセキュリティのバランスで設定
  • IP制限は在宅勤務への対応も考慮して設定
  • SAML認証を設定している場合、一部のポリシーはSAML側で管理されます