セキュリティと運用体制

Raxel は、お客様の業務データを安全にお預かりするため、通信・保存データの暗号化、 サーバーの冗長化、定期的なバックアップ、テナントごとのデータ分離といった体制で サービスを運用しています。主な取り組みをご紹介します。

通信・保存データの暗号化

すべての通信を TLS/SSL で暗号化します。データベースと添付ファイルは保存時に暗号化し (RDS 暗号化 / S3 サーバーサイド暗号化)、二要素認証の秘密鍵やメール連携トークンなどの機微情報は AES-256-GCM で個別に暗号化して保管します。パスワードは bcrypt で不可逆に保存します。

サーバーの冗長化・可用性

データベースは Multi-AZ 構成で、別のアベイラビリティゾーンに同期スタンバイを配置しています。障害が発生した場合は自動フェイルオーバーで切り替わり、サービスの継続性を確保します。

バックアップと障害復旧

万一のシステム障害やデータ消失に備え、データベースは日次で自動スナップショットを取得し 14 日間保持しています。ポイントインタイムリカバリ (PITR) にも対応しており、これらは障害発生時に当社が復旧を行うための手段として運用側で管理しています。なお、削除したレコードの復元や変更のロールバックは、アプリ内のゴミ箱・変更履歴からお客様ご自身で行えます。

テナントごとのデータ分離

ご契約 (テナント) ごとに独立したデータベーススキーマを割り当て、他のお客様のデータと分離して保管します。アプリケーション層でも、リクエストのたびにテナント境界を検証します。

認証情報・鍵の管理

アプリケーションのシークレットや暗号鍵は AWS Secrets Manager / KMS で集中管理し、ソースコードには含めません。データベースへの接続は、閉じたプライベートネットワーク内で行います。

アプリケーションのセキュリティ機能

SAML によるシングルサインオン、二要素認証 (TOTP)、IP アドレス制限、監査ログ、そしてアプリ・レコード・フィールドの 3 層にわたる権限制御を標準で搭載しています。管理者はこれらを組織のポリシーに合わせて設定できます。

データの保管場所

サービスは東京リージョン (国内) で稼働しており、お客様のデータは国内のデータセンターに保管されます。

AI 機能とデータの取り扱い

AI 機能 (アプリ生成・チャット等) は Amazon Bedrock を通じて提供します。入力されたお客様のデータがモデルの学習に利用されることはありません。

個別のセキュリティ要件 (データ処理に関する契約、セキュリティチェックシートへの ご回答など) につきましては、お問い合わせください。本ページの記載内容は、サービスの改善に伴い予告なく更新されることがあります。